“もっちゃり”とは
“もっちゃり”という言葉に、あまり聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。
辞書で引くと、あまりうれしくない意味が出てきたりもするのですが、もっちゃりでは少し違う意味で使っています。
私の解釈での“もっちゃり”は、
健康的に肉付きがよいこと、表情豊かなこと、個性的であること、自由気ままで、健やかであること。
もちろん、どんな猫さんもそれぞれに愛おしい存在です。
そのうえで、緊張してカチコチのまま過ごすより、その子らしく、安心して、のびのびと過ごしていてほしい。
そんな願いと、猫さんたちの愛おしさがぎゅっと詰まった言葉です。世界中の猫さんみんながもっちゃりして、生涯穏やかに健やかに過ごせますように。
そんな願いを込めて、この名前をつけました。
単純に、“もっちゃり”という響きそのものも気に入っています。

保護猫カフェ もっちゃりの在り方
保護猫カフェもっちゃりでお預かりしている猫さんたちは、元野良猫さんや捨て猫さんなど、さまざまな理由から行き場をなくし、保護された子たちです。
警戒がほどける速さも、甘え方も、心をひらくきっかけもそれぞれで、日々のなかで少しずつその子らしさが見えてきます。
一匹一匹が個性的で、自我を持った、かけがえのない存在です。
もっちゃりは、そんな猫さんたちがそれぞれ安心して甘えられる家族を見つけるお手伝いができるように、その子はどんな性格で、何が好きで、何が苦手で、どんな環境なら心地よく過ごせそうかを探りながら、日々いっしょに過ごしている場所です。
未来の里親さまへできるだけ自然に、円滑におつなぎできるよう、どんとこい!とお待ちしています。
そして、家族が見つかったあとに、里親さんのおうちで「もっちゃり、なんだか楽しかったな」と思い出してもらえるような時間を、猫さんたちにも過ごしてもらえたらと思っています。
人間も猫も、悪くないなと思ってもらえるように。
お客様にも猫さんたちにも、そう感じてもらえる場であるよう、誠実に、楽しく保護活動をしていきたいと考えています。
そしてそれは、もっちゃりに来てくださる皆さまがいてこそ成り立つことです。一緒にもっちゃりをつくっていただけたら、とても嬉しいです。

保護猫カフェ開業のきっかけ
今更ですが、オーナーの寺脇です。
私には4匹の愛猫さんがいます。
最初の出会いは高校一年生のときでした。段ボールの中から小さな鳴き声がして、見てみると、まだへその緒がついた小さな命が入っていました。
よくわからないまま保護をして、手探りでお世話をし、そのまま無事に猫さんの虜になりました。人生、思ったよりあっさり変わるものですね。
その後も、台風の翌日に側溝で泥まみれになっていた子猫や、花壇の中に置かれた段ボールに入っていた子猫たちなど、何度か瀕死の猫さんに出会い、保護してきました。
助かった命がある一方で、もし少しでもタイミングが違っていたら、出会えなかったかもしれない。
そう思うたびに、出会えていない猫さん、救えていない猫さんのほうが、ずっと多いのではないかと考えるようになりました。
私は、愛猫さんたちのことがとてもとても大切です。何よりも大切で、大きな存在で、今こうして穏やかに生きていられるのも、この子たちがいてくれるからだと思っています。
ずっと守っていきたいし、変わらず健やかに、のびのび過ごしてもらいたい。
そう思ってきたからこそ、遠回りはしましたが、まだ見ぬ猫さんたちの役に立つために、保護猫カフェをオープンしました。
猫さんをお迎えしたい方はもちろん、猫さんとのふれあいを楽しみたい方も、これから猫さんを知っていきたい方も。
もっちゃりに関心を持ってくださった皆さまが、癒され、心穏やかに過ごしてくださることも、保護活動の一環になると考えています。
一匹でも多くの猫さんと、一人でも多くの人間の心と身体が健やかでありますように。
これからも誠実に、自分にできることを続けていきたいと思っています。




